価格破壊。

 
 
 
音楽制作に関する価格破壊について、もう少し。
 
 
音楽制作を非常にリーズナブルに
提供できる理由は他にもあります。
 
 
それは
 
 
スタジオやレコーディング機器の進化にあります。
 
 
僕が音楽を始めた十数年前、(いやもっと前か?笑)
 
いわゆるすごいスタジオにあるような
レコーディング機器は
安くても数千万、すごいものになると
数億円するようなものが当たり前でした。
 
 
当然、プロの音を作ったり構築するには
そういったスタジオを使うことが必須だったんです。
 
何億もかかってるようなスタジオを使わないと
ちゃんとした音を作れなかったんですね。
 
 
ところがテクノロジーの劇的な進化により
そんなプロの音をプライベート・スタジオで
完璧に作れるまでになった。
 
 
すぐにそうなったわけじゃありません。
 
10年から15年くらいかけて、実現した話です。
 
 
 
数億円かかっていたものが、
現在では数十万円から。
 
 
これは劇的な進化です。
 
 
むしろ最近では時間に制約のある業務用スタジオより
じっくり制作に打ち込めるプライベート・スタジオの方が
クオリティの高いものを作りやすい。
 
 
時代は変わったんですね。明らかに。
 
 
 
僕は世代的に、そんな時代の過渡期に
音楽にたずさわってきました。
 
 
脂の乗りきったベテランのおじさんたちが言う、
業務用スタジオしか認めない!
という気持ちもわかるし
 
 
音楽に関わった頃にはもうテクノロジーがあふれていて
プライベート・レベルで音楽を作ることが
当たり前の若い世代のノリもわかるんです。
 
 
でもどういうプロセスを経るとしても
結果として出来た楽曲がいいものだったら、
それでいいんだと思います。
 
 
うちの会社では、Pro tools HDやHDXを完備していますが
これは業務用スタジオに必ずあるレコーディング機器です。
 
わずか数百万の投資で、かつて数億円したスタジオと同等、
もしくはそれ以上のことが
出来てしまうのは、本当にすごいことです。
 
 
だから安価で音楽制作を提供できるし、
お客さんのニーズにも応えやすいんですね。
 
 
 
十数年前だったら、スタジオで1曲作るのにみんな必死です(笑)
 
まず予算をとって、
スタジオを押さえられる時間はどれくらいで、
アシスタントは何人使って・・・
 
 
実質稼働できる時間は限られてるので
録りはほぼ失敗なしの一発録り。
 
もうビリビリした空気が張りつめてました(笑)
スポンサーやクライアントの人たちが、
何人も出たり入ったり。
 
失敗なんか絶対できない空気。
失敗したらミュージシャンは即クビです。
その場でクビです。
 
 
 
それを思うと、いい時代になったと思います。
 
 
 
いや~昔を知らない子に、
あのビリビリしたスタジオの空気教えてあげたい(笑)