ボーカルレコーディングについて。その2

 
 
最近は自分で録音環境を
作ってしまう方が大変増えました。
とても良いことだと僕は思っています。
 
 
なぜなら、一度投資してしまえば、
あとは時間無制限で
楽曲を形にしていくことに没頭できるからです。
しかも、ゼロ予算です。
 
 
例えば、オリジナル曲の制作ご依頼を頂いた場合、
楽曲完成後にクライアント様の方で
ボーカルレコーディングをされることが
もはや当たり前になりつつあります。
 
 
録音環境を構築する予算が
もったいないという場合には、
いわゆるリハーサルスタジオが
提供しているレコーディングコンテンツを
利用すればいいんです。
ProtoolsHDを完備しているスタジオであれば、
問題はありません。
1時間7,000円ぐらいの相場で
プロレベルの音質でレコーディングが出来ます。
 
 
 
もちろん、音響の世界は
天井というものがありません。
レコーディングに1曲数百万円掛けて、
さらに上の音質を狙うというのも、
ひとつの方法論です。
 
しかし、1万円のスタジオと100万円のスタジオ、
音楽的、音響的格差が実際にあるかというと、
その金額差ほどのものは
きっと得られないと思います。
それほどまでに音響に関するテクノロジーが
進化しているということです。
 
 
オーディオマニアやピュアオーディオの世界なら
また話は違ってきますが、
いわゆる一般のポップスやBGMなど、
一般の方が普通に聴く音楽では
音質に関して、もはや差は生まれないと言っても
過言ではないでしょう。
 
 
浮いた99万円を機材にあてたり、
プロモーションにあてたり、
人を雇ったり、次のプランニングに持ち越したり、
違う可能性を考えることが出来ます。
 
これまで常識とされたプロセスや
固定観念にとらわれすぎずに、
形よりも実用性を重視して音楽を作った方が、
より良い作品が作れますからね。
 
 
今はGoogleの検索窓から
無限の可能性を見つけることが出来る時代です。
 
 
ボーカルや楽器のレコーディングひとつとっても、
自分が思っているよりも遙かに進化していて、
遙かに安くて遙かに凄かった・・・
なんていう新発見があると思います。
 
 
本に書いてあることは
もうすでにワンテンポ遅れた情報です。
PCでも、タブレットでも、スマホでも、
いち早く良い情報を得た人が得をする
ということなのかもしれませんね。