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音の魔術師

ベースで指令を出せ。


 
リズムの要はドラムではない、ベースだ。

 
 

Bass1
 
Bass2

 
 
リズムを作り出すというとドラムが浮かびます。確かにそれはそうなのですが、リズムを「確定させる」という意味では、ベースの方に主導権があります。
 
 
試しにシーケンサーでベースだけ抜いて再生してみてください。曲が前に進んでいかない、そんな感覚がしませんか? 曲が立ち止まっている、そんな印象です。
 
 
ベースには低音を担う役割と、もうひとつ重要な役割があって、
 
「曲を前に進ませる推進力」という使命があるのです。
 
 

曲をどのように推進させるか。

 
・さりげなく
・抑えぎみに
・楽しく
・カッコよく
・クールに
・躍動感あふれるように
・激しく
・歌を引き立てる
・リズムを主張させる
 
いろんな曲の推進のさせ方がありますね。
 
これ、そのままベースの動かし方と考えて良いです。
 
 
さりげなく曲を聴かせたいなら、ベースラインはさりげなく。
楽しく聴かせたいなら、ベースで明るいフレーズを考える。
クールに聴かせるなら、16分裏をベースが攻めてみる。
躍動感を出したいなら、ドラムと連動したベースライン。
歌を引き立てたいなら、歌をベースで支えてあげる。
 
 
この最初の方向性が間違ってしまうと、これから上に乗っかってくる様々なサウンドがフワフワと方向が定まらずに、曲全体がいったいどこに向かって走っているのかわからなくなっていきます。
 
 

ベースは曲に血を送り出す心臓だ。

 
 
最初の方向付け。推進力の照準。そしてロックオン。
 
これを決めるのがベースなのです。
 
好きなアーティストの曲などで、貧弱なスピーカーのせいで低音がまるで聴こえないことがあったとしましょう。
 
それでも人の耳には曲が前に進んでいるように聴こえるはずです。 それはベースの命令ですでに各楽器が動いている状態だからです。 司令官がそこにいなくてもすでに命令は発動されている状態だからです。 完成曲では、命令は完結していますからね。
 
でも制作中の曲では、まだベースの命令が全楽器に行き届いていません。 だから、ベースだけ抜くと曲が止まってしまったように聴こえるのです。
 
 
このように、ベースは単に低音を担っているだけではありません。
 
曲全体に血を送り出す心臓のような役割を持っているのです。
 
 
例えば歌メロを
 
符割り

 
こういう符割りで作りたいのなら、 まずはベースラインをこの符割りで組み立てるのです。
 
そうすれば、全楽器にその命令が伝わっていきます。 曲全体でこの符割りを表現しようとしてくれます。 つまり、歌を引き立てるアレンジになっていくということです。
 
歌を16分音符で細かく刻ませるような場合は、 それを引き立たせるために、ベースは付点8分のアクセントを曲全体に指令していく。
 
歌もただ16分音符を刻んでいるだけでなく、自然とノリが出てきます。 ベースが歌に指令を出している状態ですね。
 
 

歌が上手い人というのは、ベースを聴きながら歌います。
 
歌がいつまでたっても下手な人はベースを聴いていません。

 
 
歌が上手い人はベースから発令される曲の指令をちゃんと聴いているということですね。逆に歌が下手な人はそのベースの指令をちゃんと聴かないから、「歌が走る」「音程を外す」という現象が起きるのです。
 
 
 
このように曲そのものに影響を与えてしまうベース。
 
音色にこだわるのも大事ですが、これが本来のベースの使命なのです。
 

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