コード進行  マスター
 

監修・制作
音楽制作会社ネクスト・デザイン

 

作詞・作曲・編曲

イメージやコンセプトをもとにご相談させて頂きながらオリジナル楽曲を制作致します。アーティストプロモーション、楽曲販売、配信等ご自由にお使い頂けます。音楽ビジネスで収益を得たいすべての方のために。

作曲・編曲

高度な音楽理論や特殊な才能が必要とされる作曲・編曲は、ご自身の歌や歌詞の可能性を飛躍的に向上させます。プロと完全に同等の楽曲を用意するための最もリーズナブルな制作が、この作曲・アレンジ制作です。

編曲(アレンジ制作)

クライアント様が制作されたメロディーやボーカルトラックを様々な楽器パートで装飾し、楽曲のグレードをプロレベルに一気に引き上げます。民生機とは一線を画すプロ制作機器を惜しみなく楽曲に投入致します。

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期待感・増幅進行

 
 
期待を引っ張ることで、気持ちよさを増幅させるコード進行
 
 
それはズバリ
 
 
 

|Am|Em|F|G|

 
 
です。
 
 

|Am|Em|

 
で期待感をあおるようなメロディーを作ります。
 
 
そして
 
 

|F|G|C|
 
または
 
|F|G|Am|

 
 
でキメとなる盛り上がりを作ります。
 
 
 
ややこの変形バージョンですが、わかりやすい例としては、華原朋美の「I Believe」 でしょう。
 
 
 
 
♪ 輝く白い恋の始まりは

|Am|Em|FG|C|

 
ここでは後半の|FG|C|も期待感をあおる装置として使っています。
 
「恋の始まりは」のメロディーラインを下にさげることで、まだ焦らしているわけです。
 
 
♪ とてもはるか 遠く昔のこと

|Am|Em|FG|C|

 
ここもこの進行で、最も盛り上がる赤字の箇所を|FG|C|にハメ込んでいます。
 
「とてもはるか」で最も高いノートに行きますが、「昔のこと」での最も高いノートにこそ切なさを感じるはずです。
 
 
 
これは時代を超えて、有効なコード進行です。
 
上下の振幅が、曲に感情をもたらし、聴き手に感動を与えるのです。
 
 
 

 山を作りたいなら、必ず谷を作れ

 
 
 
この「コードフォーメーション」では、
他に鬼束ちひろ 「月光」などがあります。
特に終盤の歌メロの盛り上げ方などはぜひ聴いてみてください。
 
ちなみに小室進行と同様にコードが一巡する合間に
オンコード「G/B」を挟み込むと情緒豊かに聴こえてくるはずです。
 

|Am|Em|FG|C G/B|
|Am|Em|FG|C G/B|
|Am|Em|FG|C G/B|
|Am|Em|FG|C  終止

 
 
音楽は強弱やコード進行、曲構成などの「振幅」で出来ています。
「山・谷」と言い換えることが出来ますが、
アマチュアのうちは「山」ばかりに意識が行きがちです。
 
何曲作ってもいい曲が作れない・・・
 
「山」を作ったつもりが、次のセクションも「山」、
その次も「山」、最後までどれも「山」になってしまい、
結局ただの「平坦」になっていることに気付いていないからです。
そもそもその「山」が本当に理に適った「山」になっているかも心配なところです。
 
 
「山」を作るには必ず「谷」を考えるのです。
 
 
ほとんどの音楽はこの「山・谷」で出来上がっています。
EDMやテクノだって「山・谷」で成り立っています。
 
 
 
そして、音楽の振幅を作っていくときは、音楽理論やコード理論、音のセンスや感性、サウンドやミックス、それらを巧みに組み合わせて音を作りあげていくことが大切です。
 
プロはみんな、曲を作る時に迷いません。
スナイパーのように、獲物を狙う狼のように一撃必殺です。
 
作っていて迷うということはまだまだ研究が足りていないか、どこかでボタンを掛け違ってしまったか、何らかの問題がありそうです。
 
 
 
 
コードで振幅を作りたい時は、
この進行が一番簡単なのでぜひ覚えておいてください。